私が社会に出た頃、通勤中
の電車内のお話です。
横浜駅
より関内駅に向かう途中での出来事です。
吊皮を持って立っているお姉さん
がいて、その前におばあさん
が座っていました。
おばあさんはお姉さんに
「お嬢さんシャツがズボンから出ていますよ。」と教えてあげました。
ふと見ると若者からすると普通のファッションでした。
おばあさんの時代からすると、シャツが出ていることはだらしのない感覚があったのだと思います。当然親切心からのお言葉です。
お姉さんはニコッと笑い
「ありがとうございます。」と言いシャツをズボンの中にいれました。
次の桜木町駅でおばあさんは下車すると、何もなかったかのようにおねえさんはズボンからシャツを出しました。
ちょっとした出来事なのに、そこにいた人たちの心は
温かくなったと思います。
それはお姉さんの
心のゆとりがそうさせたのだと思います。
もし、お姉さんが
「フン!」みたいな行動に出ていたら、その一日気分が良くなかったでしょう
。
皆さん心の
ゆとりは自分自身の気構えでいくらでも持てると思います。
トレーナーNでした